アルファード盗難事件から11か月、やっと・・・・

2021年7月2日深夜0時36分

上の画像の人物に30アルファードLM仕様が盗難されました。

まさか身近で、というより被害者になるとは思っていないのでとにかく衝撃でしたね。

そして先日この犯人が無事逮捕されたとの通知を受けたので今一度事件を振り返ってみたいと思います。

30アルファード窃盗犯ついに逮捕

犯人が使用した犯行手法は「CANインベーダー」と呼ばれる手法で、

SOLで拡散するまではあまり一般的に知られていなかった手口です。

多くの報道メディアや、TV番組、ニュースに映像を提供させていただき、拡散することができました。

今回何故ここまで情報が拡散されたかというと、このCANインベーダーには

対処法がありません

今までの車両盗難の手口として使用されていたのは「リレーアタック」「コードグラバー」。

どちらもキーから発される電波を傍受し、拡散させたり、記憶させたり、中継させたりして

鍵を複製、電波を複製するような手口でした。

ですので、鍵の電波さえ遮断してしまえば防犯できる可能性は高かったのですが。

CANインベーダーに関しては鍵の電波、情報は不要なのです。

必要なのはスマホのバッテリー型充電器を模造した専用の機械だけ。

その機械を車に接続できてさえすれば簡単にロックの解除、エンジンをかけれてしまいます。

「CANインベーダー」の❝CAN❞が何かというと、

簡単にいうと車の脳みそです。

CANから伸びている配線は車全体にわたり、そのどこか一つにさえアクセスすれば

CANに直接「鍵を開けたよ。エンジンをかけていいよ。」と嘘の信号が流せてしまいます。

さらにはセキュリティさえも突破できちゃうわけです。

配線からアクセスすることをインベーダーと表現しているのですかね。

ちょっと前に話題になっていた新型ランクルやLXも、

CANインベーダーでバンバン盗まれていますよね。

(納期長いのに、盗まれたときのオーナーさんの気持ちを考えると胸が痛い)

指紋認証のロックが話題となりましたが、あれはただ、

事実上

消費者を一時的に安心させる装備でしかなく

CANインベーダーの前では全くの無意味なのです。

(だったらそんな機能いらねーと思ってしまうのは私だけですかね)

レクサスのディーラーにLXの見積もりを取りに行ったことがあるのですが

(社長が購入を検討していました)

担当のお兄さんは「絶対大丈夫」って言ってましたけど。

全然大丈夫じゃねぇ。

むしろ大丈夫と思ってセキュリティが手薄になる方が問題。

メーカーより、窃盗グッズメーカーの方が技術が優れているのでしょうか。

それとも何か深い闇があるのでしょうか?

考えすぎましたね。これ以上の発言はやめておきます。

映像を見ると犯行にかかる時間は10分前後で、バンパーを外すのに少し音が出るくらいでしょうか?

いとも簡単に盗まれてしまいます。

(パジャマで盗みに来れるくらいに。コンビニ行く服装ですやん。)

まぁそんなこんなでこのプリケツ兄ちゃんがこの度逮捕されたみたいです!

突然警察署から連絡がありました。

「○○警察です」

「何か身に覚えは?」

「え?」

「車が盗難されたことぐらいですかね?」

「正解です!」

やかましいわw

普通に教えてくれ~w

(刑事さんご連絡ありがとうございます。)

犯人は2人組で、木更津からは離れた関東県内で2月に逮捕されたようです。

それが今になって通知された形になります。

お察しの通り、車は見つからない状態で

起訴したところで裁判費用の方が高額なため、泣き寝入りです!

悔しすぎて色々調べてみましたが

恐らく犯人が牢屋にいる期間は2,3年ほど。

売りさばいたお金は足のつかないナンラカの組織が隠しているのでしょう。

2,3年牢屋でのんびりしたら、出所後は貯めておいたお金でまた豪遊。

それまでに日本円の価値が暴落してますように!!!!

どうせ運用とかできないだろうからね!!!!

それは冗談ですが、盗まれたらすぐ見つけきらないと完全負けですね。

盗難された側のSOLが考える対策としては

・極力盗まれにくくすること。

・盗まれても追えるようにすること。

この2つです。

盗まれにくくするには具体的にどうすればいいか

・ガレージ保管

・タイヤロック

・ハンドルロック

・センサーライト

・アラーム

・キルスイッチ

等です。これらの対策を施しても絶対盗まれないことはありません。

ターゲットにされにくくなる。めんどくさくなる。のが狙いです。

次は追えるようにすること。

これは実際に追えと言っているわけではありません。

追うと危険なので追わない方が良いです。

犯人はおそらく無敵の人(失うものが無い人間)なので追いかけるのは危険です。

やめましょう。

ただし、犯行のパターンとして

盗んだ車両をアジトの近くのコインパーキングなどに放置することがあります。

これはGPSの有無を確認するためで、GPSが仕込んであれば持ち主が探しにくるのでしばらく放置します。

しばらく車を取りに来なければGPSがないと判断し、放置した盗難車両を回収するのです。

実際に盗難後、GPSなしの車を目撃情報だけを頼りに探し出した方も話題になっていました。

GPSを5カ所、5種類くらい仕込んでおけば、追跡は可能だと思われます。

注意点として、アジトにそのまま持ち込まれちゃった場合は絶対突撃しないようにしましょう。

常人には想像できないヤバいやつが出てくる可能性があります。

警察に通報し、愛車を回収してもらい犯人はプリケツ兄ちゃんのように牢屋に入れてもらいましょう。

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